マンションのいわゆる欠けは、風水や家相的にはその方角の運気を減少させるものとされていますが、増加させることもあるので必ずしも不吉とはいえないです。
ただし、運気を下げるものだと放置はできませんし、何らかの対策を検討する必要が出てきます。
ちなみに欠けとは間取りなどに見られるへこみのことで、逆に出っ張って見える部分は張りといいます。
風水でマンションにできる欠けの対策方法には、物を置くというものがあります。
これは背の高い植物を置いて目隠しをするようなやり方なので、建物に傷をつけませんし、原状回復の手間もないです。
つまり賃貸でも無理なく取り入れることができる対策ですから、現実的でオススメ度が高いです。
気になる部分を隠せれば良いので、植物でなくても背の高い家具を置くのもありでしょう。
いずれにしてもマンション、特に賃貸でできる対策は限られますから、植物や家具による対策は上手く取り入れて活用したいところです。
設置位置や向きも自由に変えられますし、台などと組み合わせて使うバリエーションも可能なので便利です。
床に気になる部分がある場合は、カーペットを敷き詰めるのがオススメです。
これなら全体的に違和感なくまとめられますし、一部分だけ凹んでいたり出っ張っていても、不自然に隠さずに済みます。
退去時は撤去するだけですから、原状回復が必要な賃貸でもOKな方法です。
フローリングを楽しみたかったり、カーペットを購入する予算が限られる場合は、部分的にラグを置いてみるのが良いでしょう。
ラグならデザインや色の選択肢が豊富ですし、設置位置を微調整できるので、風水的に快適な空間を作るのに役立ちます。
部分的に気になるところにだけ置くことも可能ですから、難易度が低い対策方法だといえます。
壁や床の壁際を見ながら移動すると気になるところがある、そんな時は鏡を設置します。
鏡は空間を擬似的に変化させられる風水的にも優れたアイテムで、欠けのような問題の対策にも適しています。
大型の鏡を設置するのが望ましいですが、目線の高さに壁掛けを設置したり、鏡のように使えるシートのようなものを貼るやり方もあります。
設置の際は壁や床を傷つけないこと、何かを貼る場合は剥がせるタイプを選ぶことがポイントになります。
近年は賃貸向けの剥がしやすい壁紙が増えていますから、賃貸マンションにはそのようなタイプをオススメします。
天井付近に欠けがあるなら、突っ張り棒を使ってカーテンや暖簾を吊り下げるのがオススメです。
重量があるものには向きませんし、万が一落下しても大丈夫なように対策を考える必要はありますが、突っ張り棒なら賃貸でもいけます。
玄関なら冬の冷気対策といった理由がつけられますし、暖簾はインテリアの一環として取り入れたと説明することができます。
このように、説明が求められても困らない対策方法ですから、風水的にもOKですしかなりオススメできるやり方です。
ただ、透明だと透けて向こう側が見えてしまい意味がないので、そこは注意が必要です。
狭い空間で何かを置いて隠すといった対策が難しい、そういう場合は照明が活躍します。
照明は明るく照らして影を消してくれますから、風水的に気になる部分の対策にとても有効です。
スタンドライトなどを置いて照明の存在そのもので対策することもできますし、明るさと組み合わせて空間を照らす対策も可能です。
この方法なら建物や内装を傷つける心配がなく、原状回復的にも全く問題にならないです。
電球などの交換が可能なタイプであれば、色や明るさを変更できるので、空間演出も楽しむことが可能となります。
難易度的にもオススメ度が高いですから、最初に手始めの対策としてもオススメします。