インテリアに風水を取り入れて出世運を上げたい時は、玄関を重点的に整えましょう。
玄関は運気が入り込む場所で、良い気だけでなく悪いものも家に入れてしまいます。
出世運をアップ上げるためには、まず玄関を整理整頓して気の循環を良くします。
特に仕事に関しては陽の気を好むと言われています。
よって玄関は陽の光が入る明るい空間であるのが望ましく、靴箱などは白を基調にすると良いです。
玄関が北向きだと陽の光が入らず、暗い雰囲気になります。
さらに北は水と関連のある方位なので、木目調など温かみを感じられるインテリアがおすすめです。
風水では気はS次の波になって移動するとされ、玄関横にはS字になるように絵や写真を置きましょう。
出世と関わりの深い動物には鹿や馬が挙げられます。
鹿は昔から神の使いと信じられており、生え変わる角は豊穣のシンボルです。
中国語で鹿はルーと発音され、禄も同じ発音をします。
禄は給料のことであり、このことから鹿が給料アップに繋がると考えられています。
馬は成功や名声、スピードを象徴しており、特に両足を上げた姿が運気を高めてくれます。
玄関先の絵や写真に迷った時は、鹿や馬を選ぶと良いでしょう。
悪い気をブロックするために、玄関マットは必ず敷きます。
素材はコットンやリネンといった天然素材で、汚れる前に洗って清潔感を保つことが大切です。
玄関で身だしなみを確認してから家を出る人が多いですが、鏡を置くことは風水でも効果があります。
出世につながるのは右側に八角鏡を置くことです。
8つの角は八方位を示していて、全ての方角から運気を呼び込むという意味があります。
8が末広がりで縁起が良いといわれるのは、日本も中国も同じです。
玄関を整えたら家の中を変えていきますが、部屋によっておすすめの方角や色があります。
例えば寝室であれば寝具は青色にするのがおすすめです。
青色は水の気を持ち、冷静に落ち着いて考えることができます。
寝ている間に頭の中を整理して、スッキリした状態で仕事に臨めます。
青色は東と組み合わせるので、ベッドを寝室の東側に置きましょう。
枕は東向きあるいは北向きが良く、東は行動力により運気を切り開く力を養います。
北は仕事だけでなく、金運や健康など全体的な運気アップに効果的です。
リラックスすることが大切な寝室では不向きですが、活動的に過ごせるリビングでは赤色が運気をアップさせます。
赤色はモチベーションを高め、新しいことへのチャレンジ精神が刺激されます。
南との相性が良いので、リビングの南側に赤色の置物を用意します。
リビングに置くソファーは革の茶色を選びます。
革のソファーは布に比べて運気が安定しないという、ネガティブなイメージを持たれることが少なくありません。
しかし決して風水的に悪いというわけではなく、新しいことに挑戦するエネルギーをくれるインテリアでもあります。
特に起業家として成功したい人の助けになるのが革のソファーです。
家族で使う場合は布製のクッションなどで、バランスを取れば安定した家庭を築くことができます。
茶色は革本来の色を楽しめるので、おしゃれなインテリアとして一般的な色です。
茶色は土台であり、ゆっくりと他の色の持つ運気を引き上げます。
よって寝室でより落ち着きを得られたり、リビングでやる気を取り戻したりできます。
観葉植物は風水で良い意味合いを持ち、基本的にどの方角でもプラスの効果をもたらします。
出世運にこだわる場合は、北や北西に飾ります。
北西は主人の方角で、リーダーシップが求められる管理職の人に適しています。
観葉植物の選び方に迷ったら、尖った葉先が特徴的なパキラが強い気で邪気を祓ってくれるのでおすすめです。